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7月の午後、あさがお銀行中野支店の閉店間際に飛び込んだ五十嵐は、
案内係に銃を突きつけ、42名の人質を全裸にして立てこもる。 人質を一人、また一人と射殺していく五十嵐。駆けつけた鷲尾警視には無理な要求を突きつける。 彼の目的は何か。 店内に残され、いつ撃たれるかという人質の緊張感や、徐々に明らかになっていく五十嵐と鷲尾の因縁など、展開はわかりやすくかつスリリング。 本文中にも書かれているが、昭和54年に梅川昭美が籠城した三菱銀行北畠支店の事件がベースになっているようだ。 犯人の目的や行動のついてはもちろん違うのだが、梅川の事件の報道をナマで見ていた私にとってはもう少し大胆なヒネリというか、意外な結末がほしかった。 |
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自称妖怪研究家の「センセイ」こと多々良勝五郎と伝承収集家(?)の沼上蓮次は、各地の伝説を求めて旅に出る。
山梨で、長野で、山形で。 行く先々で怪しげな事件に巻き込まれる。 いつも子供のようにケンカをしながら旅をする二人。 ほとんど「センセイ」の子供のような言動が原因なのだが。 何しろこの人、場の空気は気にならず、思ったことは全部口に出す。 妖怪関係の単語に異常な反応を示し、語りだすととまらない。 こんなのと道連れなんて…、いやだなぁ。 そういえば、作者の尊敬(崇拝か?)している水木しげるってこんな感じじゃなかったっけ。 最終話には、なんとあの黒っぽい人も登場。 とにかく笑えます。 |
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