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新選組の創世記を作った男、芹沢鴨。
1981〜2年にリイドコミックに連載されていた作品の再編集版で、コンビニで売ってた。 表紙に書いてあるように、なかなかハードボイルドな感じ。 末期の瘡(梅毒ね)に犯された鴨が、近藤勇の頼みによって新選組初期の汚い仕事を引き受ける、ということになるのだが、こんなにまともでかっこいい鴨さんは 初めて見た。 そのかわりに汚いのは勝海舟で、ホントに軽薄でイヤな奴に描かれている。 土方があまり出てこないのと、山南さんだけが余りに貧乏くさく描かれているのが少し不満。 あと、新見錦が隻眼なのはまあご愛嬌というところか。 ![]() 新選組流血録 壬生狼 みぶろ 【コミックセット】 |
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新選組隊士、馬庭実行は池田屋事件の中捕えられた宣教師オードル・ヘボンの始末を命じられるが、ヘボンの言う古代ユダヤと日本の共通点に関する話が気にかかり、命を助けてしまう。
病んでいる沖田総司に生きる希望を与えるため、土方は実行・ヘボン・総司の三人に日本・ユダヤ同胞説を覆す証拠探しを命じる。 ![]() 赤い鳩アピル 1 幕末の方舟編 (1) (キングシリーズ) ユダヤと日本のかかわりの話なのだが、みごとなこじつけと駄洒落の洪水。この強引な力技にところどころで笑える。 新選組や松平容保だけでなく、西郷隆盛や坂本龍馬、岡田以蔵や異様な丸顔の河上彦斎などにぎやかに登場。 河上彦斎って優男だったってどこかで聞いたような気がするが…。 ![]() 赤い鳩アピル 2 神と剣編 (2) (キングシリーズ) 荒唐無稽などという生易しいものではなく、話がどこへいってしまうのかぜんぜん予想もつかない盛り沢山な内容と忙しい展開だが、かまわずどんどん読み進んでしまうのは作者の絵の上手さ故か。 ![]() 赤い鳩 第3巻 日本書紀編 (3) (キングシリーズ) 話のちょうど真ん中へんに登場するむやみにデカい女剣士、生田目トヨの職業である別式女(べつしきめ)とは、男子禁制である武家の、主に女性の家族を警護する女性の武芸者のこと。地方というか藩によって呼び方もいろいろだったらしい。 |
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新選組マンガ堂々全10巻。
話は土方歳三17歳、島崎勝太と出合った頃から、伊東甲子太郎が脱退する前あたりまで。 他の多くのマンガ同様、試衛館からのひとたちがみんないい男(例によって源さん以外ね)。 土方が勇を「でこっぱち」と呼んでいるのが可笑しい。写真で見る限りではどちらかというと土方のほうがデコが広い感じなのだが。 前半では、芹沢鴨暗殺の経緯の説明に物足りなさを感じた。これだったら殺さなくてもすむ方法があったろうに。 隊士の粛清など暗部は他にもあるが、どのドラマやマンガでも芹沢鴨と内山彦次郎の暗殺の部分で苦労するようだ。 新選組をみんないい人の集まりだよって感じにすると、この辺に無理が出てくるみたい。 一巻の最初のページの、モーニング娘と新選組が似ている、っていうのはカンベンして。 これ見ただけでこのマンガ読むのやめよっかなーと思ったぐらい。 連載終了があまりに唐突というか、ずいぶんヘンなところで終わっているのは、思うに伊東甲子太郎の描き方のせいではなかったのか。 大げさではなく、マジで飲んでたコーヒー噴きましたよ、これには。 ところどころに不満はあるものの絵は上手いと思うし、切り合いの描写がけっこうリアルで(素人目にだけど)好きだったし。 だいたい新選組のマンガってじっくりと長期連載されるものが少なかったので、土方や沖田はどんなふうに散っていくのかと期待したり、かなり楽しみつつ読んでいたのだが。 それとも新選組の話って、あまりウケないんだろうか。 いずれにしてももっと先まで続けてほしかった。 ![]() 月明星稀-さよなら新撰組 1 (1) (ヤングサンデーコミックス) |
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水曜日の午後10時から放送している番組のコミック版。
この「新選組・龍馬編」は、既刊37冊のうちのひとつ。 全6話で内容は、 新選組誕生 清河八郎の登場場面が多い。 ドキュメント池田屋事件 池田屋突入の真実。沖田君やっぱり血を吐いてる。 秘録・幻の明治新政府 徳川擁護に奮闘する松平春嶽。 新選組の夢、関東に散る 鳥羽伏見の戦い―新選組瓦解。 幕末・土佐勤皇党不滅の志 幕末の土佐の状況から坂本龍馬の死。 龍馬が愛した女 龍馬とお龍さんの出会いから、お龍さんの最後まで。 6話に分かれているのは良いが、それぞれ違った人が絵を描いているせいかなんかまとまりがない。 誰か一人が通して描いたほうが読みやすかったのではないかと思う。 またどの人の絵もそろいもそろって上手くなく、かといってド下手でもなく、というのは意図的なものなのだろうか。 まあ、マンガという感覚ではなく絵で描いた教科書という感じか。 それにしてもこのシリーズが類型200万部売れているというのには驚かされる。 |
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最初の数ページで、ん?、なにこれ?、と思った。
だって主な登場人物がみんなザンギリ頭なんだもの。 土方は70年代のフォークシンガーみたいだし、永倉はオールバック、山南と井上源さんは七三分けでサラリーマンみたい。 沖田は河童で清河八郎はキューピーさん。 いくらなんでも感じが出ないことでないこと。 物語は江戸で集められた浪士集団が京へ向かう途中の本庄宿から芹沢鴨の粛清まで。 続編の予定もあるらしい。 絵はなかなか上手いし、着てるものとか女の人なんかはけっこうきちんと描かれていると思うのだが…。 なんか大正時代の書生さんたちが芝居をしているように見えて最後まで違和感がつきまとい、私的にはダメでした。 ![]() ひなたの狼-新選組綺談-(1) (バーズコミックス) |
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「ホモホモセブン」や「風雲児たち」で有名な(?)、みなもと太郎の新選組マンガ。
大筋はそんなに史実と外れてはいないのだが…。まあギャグマンガですからねえ。 近藤勇もひどいが、沖田総司の顔が。いくらなんでもこれはないだろうという感じ。これはファンの人は怒るだろうなあと思うが、まあギャグマンガですから。 小学校の頃からこの作品のファンだったという三谷幸喜と作者との対談も載っている。 三谷氏も言及し感心しているが、作品冒頭の「ややこしい時代をますますややこしくした男たち」という新選組の説明がいいとこついてるなあと思う。 |
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池田屋事変の前、監察の山崎が手に入れてきた薬は、飲むと男の乳首を女の乳房にしてしまう「ホールモーン」。
それは4〜5日で効き目がなくなるはずなのでが、近藤勇がいたずらで土方、沖田、原田らに大量に飲ませてしまう。 乳房だけでなく、次第に気持ちまで女性化した土方は近藤に、藤堂は永倉に胸をときめかせる。 また、斉藤も原田の乳房を揉みたい衝動が抑えられない…… って、真面目にあらすじ書いているのがばかばかしくなるぐらいムチャクチャな話。 うまいのかヘタなのかよくわからんが、妙に緊張感のある絵が話の異常さによく合っている。 2〜3巻へと進むに従い、その異常さはどんどんエスカレートしていく。 土方は近藤のために残忍になっていき、藤堂は女装までしはじめたりする。 これだけヘンな設定なのに今のところ大筋では史実とそれほどかわらず話が進んでいる(たぶん)。 今後どうなっていくのか、はたして乳房はもとにもどるのか。 それぞれの恋はどういう結末をむかえるのか。 おもしろいわこれ。 |
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第一巻は、江戸で集められた浪士二百三十数名が京へ向かう途中の本庄宿での騒動から、芹沢鴨が暗殺されるまで。
近藤勇の顔が長いのと、沖田がやっぱり美少年(青年か)なのが不満だが、絵はうまいなあと思う。 特にこの作者の描く女の人が好き。みなさんなかなか美しい。 あと井上源さんが、よくある田舎の爺さん風ではなくゴツめなのが新鮮でいい。 確か格闘技関係でこんな人いたよなあ、という感じの顔。 気になるのは、この一巻目が出版されたのが2003年の12月。いくらなんでも2巻目までこんなに間が空くわけが無く、 やはり中断しているのだろう。 絵がとても気に入っているので、ぜひ再開してほしい。 ![]() ダンダラ(1) |
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水木さんといえば妖怪と戦記ものだけかと思っていたら、こんなのも描いてる。
おそらくアシスタントが描いているのだろうが、まず背景の細かさに驚く。 部屋の中のシーンにしても京都の町並みにしても、木目や瓦の陰影まで恐ろしく精細に描かれている。 そんな背景の中にシンプルに描かれた人物がポンと乗ってる感じ。 最初はなんか抵抗があったが、なれるとなかなかいい味。 ストーリーはわりとオーソドックス。幕末とか新選組を詳しく知らなくても分かり易いと思う。 おかしな架空の人物も塗りかべとかも出てこないし。 ラストはけっこう泣けるかもしれない。 ![]() 劇画近藤勇―星をつかみそこねる男 (ちくま文庫) |
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